RPGに欠かせない要素として魅力的なNPCの存在がある。
独自の雰囲気を持つエルデンリングは通常のRPGのようにモブを含めてたくさんのNPCが登場するわけではないが、その一人ひとりが非常に個性的である。
街の名前を教えてくれるだけという無個性かつこの人の職業はなんなんだ的な人はおらず、その登場人物の(ほぼ?)全員が何らかの目的をもってこの狭間の地に関わっている気がする。
序盤はほぼ空気のような存在だったが、シナリオを進めていくにつれて、その人物の立ち位置や目的そして主人公との関わり方が少しずつ明らかになってくる。
リエーニエを攻略し、ケイリッドや地下を攻略していく前であのNPCがどうなっているのかを一度まとめてみたい。
基本的なNPCに対する態度
基本的には好意的に接する。怪しいと思った人物には徹底的に関わらない
できるだけ多くの人に関わる。何かシナリオが進みそうだと思ったら色々してみる
現行登場しているNPC
円卓の人たち
ギデオン・オーフニール
円卓のリーダー格・百智卿ギデオン・オーフニール
オープニングでは棺の中に入っていた。円卓のリーダー格的な臭いを醸し出しているが、他の人が言うことを聞いているかどうかは定かではない。
途中、突然JOJO立ちしていた人(たぶん傀儡だったと思われる)をけしかけてきたりなど、純粋に味方だとは思えない行動も。
なんだか意味不明にエラそうな態度をとっていることと、お気に入りのネフェリー・ルーを役立たずと言われたので、選択肢があるのであればオーフニールには付かない
名前の響きが気に入ってるので同調路線。ただ、具体的に何かしようという気はない
死衾の乙女フィア
オープニングでは王様っぽい人の遺体と布団に入っていた。本人の話では多くの人からぬくもり(エネルギー)を吸収している模様。初対面からいきなり「抱かせてくれ(hugの意味)」と言ってくる。
すごく頑張ってカメラを回すとパンツが見えるらしい。
フィア(fear=恐怖)なんて名前がもはや怪しさ爆発。絶対に関わりたくない(実際の綴りはFia)
とりあえず、抱かれてみたら最大HPを削られた。基本的には協力的にいきたい
死を狩る者D
頭文字しか名前がない人。厨二病感がステキ。祈祷を教えてくれるため、暗黒騎士やパラディンと言った雰囲気。獣の神殿の存在を教えてくれる。
中立的態度。特にどうとも思っていないが、祈祷を教える役割がコリンと被ってると思ってる。
名前が面白いので仲良くしている。脳筋なので祈祷は要らない
ディアロス
あまり特徴のない騎士のような人。部下がいるが、リエーニエの湖で死んでいた。ホスロー家の人らしい。
正直、リエーニエであったときもだれだっけ? と思っていた。のちのち絡んでくる?
イベントを進めたいが何も起こらなかった
聖職者コリン
聖職者ということは、僧か何かであるということ。おそらく黄金律や世界樹に関する宗教と思われる。
二人して、スキンヘッドだと思っていた。
初歩的な祈祷を教えてくれるスキンヘッドのおじさん。目隠しのデザインが盲剣の宇水を彷彿とさせる。
円卓で店の場所とかを確認するときに目印になるスキンヘッドのおじさん
指読みエンヤ
たぶん多くの人がジョジョの奇妙な冒険第三部を思い出したはず。他の指読みのばあさんと違いテンションが高い。ボスを倒すと色々武器や防具を取り揃えてくれる。
武器・防具をくれる便利な人。これだけ強力なアイテム作れるなら円卓の人たちに使わせてみんなでルーンとりに行けばいいんじゃないかと思ったりした。
日本指じゃなくて、「お言葉」は本人が全部喋ってるんじゃないかと思っている。暫定のラスボス様候補
鍛冶師ヒューグ
ときどき非常に大きな独り言をいう、鍛冶屋のおじさん。赤ずきんローデリカの面倒をみたり、文句言いながらちゃんと働いてくれるところなどすごくいい人なんじゃないかと思う。
武器を鍛えてくれるおじさん
武器を鍛えてくれるおじさん
ローデリカ
気が付いたらいつのまにか円卓にいた人。ヒューグおじさんのおかげでちゃっかり職も得て、遺灰をパワーアップしてくれる。
遺灰のパワーアップしてくれる人
遺灰のパワーアップをしてくれる人。霊クラゲありがとう
リムグレイブの人たち
白面のヴァレー
ただのモブかと思いきや、邪悪な感じの白面のヴァレーさん
スタート直後にいた胡散臭い人、気づいたらリエーニエの薔薇教会にいて、言うこと聞いたら痛い目に遭わされた
全く関わりなし、そういえば薔薇教会にいた気がする
魔女レナ
たまたま商人に矢を買いに行こうとしたら、発見。遺灰を使えるようにしてくれたのでその後のボス戦が劇的に楽に
意味深な登場ではあるけど、あのあと音沙汰なし。
そういえばそんな人いたっけ?レベル。のちのちストーリーに絡んできそう
メリナ
いきなり「契約して〇〇してよ~」って人はラスボスの可能性があるため、拒否していたらレベルが上げれなかったのでしぶしぶ契約することに。円卓に連れてってくれてからは音沙汰なし
円卓に連れて行ってくれてからは音沙汰なし。そう言えば、そもそもあの子の要求ってなんだっけ?
イレーナ
贄送りの大橋を過ぎたところで座っていた女の子。このゲームで初めてお使いっぽいことを頼まれたがまさかあんなことになろうとは……。
初めてRPGっぽい要求をしてくれた人。しかし、モーン城攻略後見に行ったら変わり果てた姿に
モーン城攻略前にちゃんとエドガーのイベント終わらせれば生存してくれるだろうと思いきや、エドガーが思い通りに動かず悲しい結末
エドガー
モーン城で頑張って伝説の剣を守ろうとしていた人。その後悲しい運命が待ち受けており、なぜかリエーニエにいた。
この人がいたらモーン城の攻略はもっと簡単だっただろう。いきなりリエーニエで襲い掛かってきたので返り討ちに
モーン城攻略ではお世話に。ただ、なんの前振りもなくいきなり後で襲い掛かってきた。地味に苦戦した……
騎士ベルナール
ボロ小屋で戦技を売ってくれる人。特にその後変化なし。
この人がシールドの戦技を消す戦技を売ってくれることに早く気づいていれば、もう少し楽できたかも。ベルナールさん自体に手落ちはないけど
戦技を全て購入してからは全く絡みなし
魔術師セレン
敬愛する師匠なのに色々不義理をしてしまっている魔術師セレン
魔術の師匠。いろんな魔術を教えてくれるいい人。ただし啜り泣きの半島の人を助けようとして斬りつけ怒らせてしまってからは絶縁中
初対面で才能がないと言われる。啜り泣きの半島で同名の人を見つけてから進展なし
鉄拳アレキサンダー
いきなり「助けてくれぇ」って叫んできた人(?)。普通に壺がしゃべってて驚く。ガンガン叩くことで穴から救出した。東に向かうと言っていたが……
穴から救出したあともガンガン叩いていたら怒られて交戦状態に。それ以来怖くて近づいていない
穴から救出。その後は会っていない
血の指の狩人ユラ
侵入者に襲われているところに唐突に乱入して助けてくれる傘を被った武士のような人。遺跡の下で焚火をしてて、火竜に気をつけろとアドバイスをくれたり、リエーニエで別の赤いキャラクターを倒すときに共闘したりする。何か敵討ち的なことをしているっぽい。
思い出したころに助けてくれるいい人。傘をかぶってるが素顔が気になる
誰だっけ?的な人。いまだにリエーニエのカラス山戦のときの人と同一人物と気づいていない
半狼のブライブ
猟犬騎士戦でも手伝ってくれる。何か続きのありそうなキャラクターだが、リエーニエにいる知り合いがまだ見つかっていない。
猟犬騎士を倒しただいぶ後にブライブを発見。もう猟犬騎士倒しちゃったけどフラグが折れていないか心配……
可愛いのでちゃんとイベントを進めたい。が、猟犬騎士のあと会ってない
パッチ
勝手に宝箱開けんなぁ~~~~! って至極まっとうなことを言ってくる人。悪そうな人に見えるけど実は狭間の地での貴重な常識人なのかもしれない……。本人の生活している洞窟で会って以来他の場所では会っていない。
最初にダンジョンで戦って以来見ていない。今後ストーリーに絡んでくる??
二回だまされて怒られた。結構パッチからは買い物をしている
ケネスハイト
「ここだ~」って叫んでたけどすごく分かりにくい場所にいたおじさん。依頼するときにちゃんとルーンくれたりと、上流階級としての余裕を見せてくれる。砦に姓が使われていることからたぶんこの一帯の領主なんだろうけど、どうやって生活しているのか……。
騎士にならないか?と言われて拒否してから会ってない。亜人とも仲がいいことからも結構大人物なのかも
騎士になるって言われて、砦に行くも何も起こらず。その後は何も起こらなそうなので放置
魔術師ロジェール
目が見えないという衝撃発言も、いたずらをしようとしたら感づかれる。実は見えていませんか?
何の前振りもなく、「忌み鬼マルギット」戦で参戦して手伝ってくれる人。たぶんいい人。直後のストームヴィル攻略中に戦技や魔術を売ってくれたり、気が付いたら円卓にいて武器をくれたりする。実は眼が見えないのにマルギット相手にあれだけ戦っていたらしい。
マルギット手伝ってくれたり、武器をくれたり。特に武器はかなり強かった……
マルギット戦でお世話になる。円卓にいるときにキラキラしてるのが気になる。
門衛ゴストーク
久々にストームヴィル城にいったら踏み踏みしているゴストーク。あれからずっとそれやってたの?!
門衛なのに裏道を教えてくれたりと、初対面の褪せ人に対して打倒ゴドリックの希望を託す。忠告を聞かずに正門から入って大変な目に遭った人は多数いるはず。
名前も覚えていないくらい存在感が薄かった。久々にストームヴィル覗いて、だれ??ってなる
裏道を教えてくれた人。ゴドリック倒したあと暴れてた
戦士ネフェリー・ルー
ストームヴィルの中にいるのに気づかなかった人もいそう。ストームヴィルで相手の騎士を気遣ったり、しろがね村で憤ったりとかなり良識のあるいい人のよう。
常識人っぽい。気が付いたら円卓にいたり、しろがね村にいたりする。養父のオーフニールに見捨てられて可哀想
オープニングで登場した蛮族の王ホーラ・ルーと苗字が一緒なのが気になっている。ひょっとしたらあとで強大な敵になるのかも?
亜人のボック
初対面のころからなんだかひどい目に遭っていた模様。場所がわかりにくいのと結局何をしていいのかわからないことから見つけられない人は多いはず
見つかっていない……。どこにいるんだ……
見つけたあと裁縫道具をあげたら針子さんに。ただで衣装を直してくれるが、そもそも衣装を直す機会が少ない
リエーニエの人たち
ハイータ
歯が痛そうな名前だが、遺体のは眼らしい。目が見えないらしいが、なぜかリエーニエに普通にいるうえ、初対面の褪せ人が手に入れたばかりの「ブドウ」を要求。あげるとどこかに行ってしまう
イベントの続きが気になるがどこに行ったかわからない
同じくブドウはあげたけどその後がどこかがわからない
魔術師トーブス
出かけてる間に魔術学院レアルカリアを締め出された可哀想な人。魔術を売ってくれる。鍵を手に入れて一緒にレアルカリアに行こうと思ったら、執拗に二本目で良いと断られた。
やっと見つけた二本目の鍵をあげたらレアルカリアの中で遺体で発見。なんだかやるせない
同じく二本目の鍵をあげた。ひょっとしての思いで現場に急行したけどやっぱり遺体で発見
しろがねのラティナ
しろがね村の最後の生き残り。なぜか狼にロボという名前を付けてしまう。最後に自分の遺灰をくれる。
何かお使いを頼まれたけど知らない地名なので忘れてしまった
お使いを頼まれてから話が進んでいない。遺灰はときどき使っている
ラーヤ
猫背が気になる年齢不詳の女性。近くで前転したりバックステップするだけでバリアをはってくる鉄壁の防御。
見つかっていなので、知らない人
唐突にお使いを頼まれたのでちゃんと平和的に解決。どこだかわからない「火山館の招待状」をくれた。猫背がすごく気になる
ならず者
エビが好きな人。エビ好きに悪い奴はいない。
どこにいるのかわからない人。他の人と違って、名前が職業(?)
戦いになると思いきや平和的に解決。茹でエビを売ってくれる貴重な人材
満月の女王レナラ
レアルカリアのボスでありながら、倒したら「あなたの道を進みなさい」などとよくわからないことを言い、生まれ直しを進めてくるボケボケおばさん。生まれ直し(振り直し)は非常に便利なサービスではあるが、どうやら回数制限があるようなので二人ともまだ全く使っていない
ボス戦では非常に煮え湯を飲まされた。その装備品は非常に強力
生まれ直しおばさん。脳筋に満足しているので今のところ生まれ直しを利用する気はない
こうしてまとめてみると、非常に多くの人物が登場しているが、NPCと話している時間よりも戦っている時間や死んでいる時間の方が長いため誰が誰だかわからなくなるときがある。
しかもどこに行くのか告げてくれる人が少ないため、ゲームを信仰していくと唐突に出てくるので誰だったっけ? となることが多い。
おそらくNPCに対する態度でエンディングが分岐するようなので、今後どうなっていくのかが非常に楽しみである。