魔術学院レアルカリアをクリアして、今度こそとケイリッドに向かう。手に入れた「名刀月隠」と「隕石の杖」+魔術「岩石弾」の働きもあり、ボス戦での苦労は大幅に軽減されてきた。
思えば魔法戦士としてやってきたのに、魔法の部分が全く役に立っていなかったと言うこともゲームの難易度を上げていた原因のひとつとして能力に合った戦法をとれていなかったということもある。
しかし、このケイリッド。敵はそこまで強くはないが、ダンジョンのギミックが厳しい。
そう、すでにケイリッドに足を踏み入れたことのある人であればすでに体験したであろう「朱い腐敗」である。
腐敗は他のステータス異常と同じように、そのステータス異常が溜まる状況に居続けるとバッドステータスが発動してしまう。なお、エルデンリングにおけるバッドステータスは以下の通り
エルデンリングのバッドステータス
全てゲージが右まで溜まると発動
状態異常名 | 効果 | 対抗ステータス |
---|---|---|
毒 | 発動すると徐々にHPダメージ、ゲージが減少してゼロになるまでダメージは続く | 免疫 |
出血 | ゲージが溜まると発動、最大HPに対する割合ダメージを受ける | 頑強 |
朱い腐敗 | 発動すると急速にHPダメージ、ゲージが減少してゼロになるまでダメージは続く | 免疫 |
凍傷 | 発動するとダメージ+一定時間防御力低下 | 頑強 |
発狂 | ゲージが溜まると発動、HPとFPに大ダメージ | 正気 |
睡眠 | ゲージが溜まると発動、操作が不能になる | 正気 |
死 | 発動すると即死亡 | 抗死 |
この中で特段対応をしなくてもある程度問題がないのは毒、出血、凍傷くらいだろう。
他のステータス異常に関しては何らかの対応をしなければ、死を意味することは間違いない。
とはいえ、発狂や死などは遭遇する場面が少ないのでそこまでの問題はない。
とにかく、ケイリッドでは朱い腐敗になってしまうシーンが多すぎるのである。
その中でも特にひどいのが、「ケイリッドの地下墓」そして「廃棄洞窟」である。敵は別に強くない。単純に歩いているときに溜まっていく「朱い腐敗」のゲージが厄介なのである。
ぐぬぬぬぬぬぬ、腐敗がめんどくさい
いくらなんでもこれは酷いやろ、きっとほかの場所に軽減か無効ができるアイテムがあるやろ
ということでとりあえず朱い腐敗があるダンジョンは敬遠することに。
実はこの考え方はおそらく間違っていて、「朱い腐敗を完全に無効化する方法はない」というのが真相でした。
しかし、回り道をすることで手に入れたアイテムによって、朱い腐敗のステージを効率良く解決する方法を入手することができたのでした。
エルデンリングのバッドステータスに対する考え
エルデンリングにおけるバッドステータスにはそれぞれ対応したステータスがあり、そのステータスを上げることでゲージが溜まりにくくなり対応するバッドステータスが発動しにくくなります。
そうした免疫・頑強・正気・抗死などのステータスが一時的に上がる行動をとった場合(例えば抗死が上がるタリスマンを装備する場合)に、なぜかくらってもいないバッドステータスのゲージが表示されます。
これはおそらく、そのゲージの最大値と現在値のズレが生じることで起こっている現象です。
仮に操作している褪せ人の正気の値が100だとします。
この場合、狂気の数値は100/100という状態になります。
この100/100から狂気のダメージを20受けた場合、80/100となり、ゲージの20%がバッドステータスとして表示されることになります。この数値が0になることで狂気が発動しHPとFPにダメージを受けることになります。
この正気100の褪せ人が「正気が50上がるタリスマン」を装備したと仮定します。
装備前は正気の数値が100/100という状態になっています。この最大値が変更され100/150という状態になります。
正気が上がるタリスマンを装備。結果、狂気・睡眠のゲージが増える
結果として画面には狂気ゲージが33.3%分表示され、それが少しずつ減少していくことで敵やギミックからの正気バッドステータスをより多く受けることができるのです。
仮にこの考え方が正しかった場合、どんなに免疫を上げたとしても朱い腐敗を100%カットすることができません。
免疫が上がったとしても、朱い腐敗ゲージに対するダメージが0ダメージ/秒になることがないからです。
そのギミックの朱い腐敗の与値が5ダメージ/秒だった場合、
免疫100なら20秒間で朱い腐敗が発動することになります。
一方仮に免疫を1000まで上げたとしても200秒が経過してしまえば朱い腐敗が発動してしまうことになるのです。
つまりバッドステータスに対する考え方は
抵抗ステータスを大きくすることで発動までの時間や被弾数を大きくして遅延することはできるが、どんなに抵抗ステータスを上げても100%カットをすることはできないという結論になります。
一旦、ケイリッドを敬遠したしのまるが向かった先は、リエーニエの北西、近づくと魔術が飛んでくる地域です。以前は近づいても何もなかったものの、レアルカリアをクリアしたことで進展がないかをチェック。
見つけたのは「カーリアの城館」
カーリアの城館……やっぱり、レアル=カーリアなんちゃうん?
ぬぅ、やはり英語の綴りがレアで止まってたことから、レア=ル=カーリアやと思うで
頑なに「レアル」説を拒否するのう……
なんて会話をしながら攻略。「カーリアの城館」の長さはやや長いくらいのボリュームで「モーン城」と同じくらい。
最後の広場にいた、親衛騎士ローレッタは割と難なく撃破。ついでにトロフィーも獲得。
カーリアの城館の奥にて、親衛騎士ローレッタを撃破。戦法はレナラを倒したときと同じく「亜人団+名刀月隠」
魔術が効きやすいタイプの敵だったこと、そして名刀月隠の戦技で比較的怯んでくれるため戦いやすい。
「カーリアの城館」を抜けるとそこは「スリーシスターズ」という地域。
オーストラリアのシドニー郊外にブルーマウンテンって場所があってそこにスリーシスターズって名所があったよ。たしか、悪い魔法使いに石化された三姉妹が巨石になってるところ
ふーん
何て会話をしていると、狭間の地の「スリーシスターズ」は三本の尖塔のことでした。
ちなみにどれも魔術塔であったことから、ブルーマウンテンの伝説遠からず……と言ったところ。
三本ある魔術塔の中心は「ラニの魔術塔」があり、序盤に遺灰を利用できるアイテムをくれた魔術師ラニがそこには待ち受けていたのでした。
久々に会ったと思ったら、いろいろ複雑なお使いを頼んでくる魔女ラニ
初対面からなんだが気に食わないセルブスくん。ラニの部下なのでケンカはしません
みんなの話を総合してみると、どうやら霧の森の東から地下に行ける模様。
言われてみれば、その辺りはDの件のときに北の方に転送門を見つけたのと、南の方に商人がいただけで詳しく探索した記憶がない。
とりあえずケイリッドは煮詰まってるところだし、新しいエリアがあるのであれば探索してみようと思う。