SaGa2
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サガ2秘宝伝説攻略(GB版・北米エディション)・その0(サガ2の基本システム)

サガ2 (Fanal Fantasy Legend2) 主人公選択
ひほう…

それは せかいをつくったかみがみが のこしたいさん

それは すばらしいちからの シンボル

ひほうをめぐって おおくのものがあらそい

あるものは ひほうをてにし

また あるものは やぶれさりきえていった。
そしていま あらたなる たたかいの

ものがたりが はじまろうとしている……

SaGa2秘宝伝説


この音楽だけでテンション上がる

ゲームボーイ初のRPGであった前作「魔界塔士Saga」の続編であり、ゲームボーイにおけるRPGの中でも屈指の名作である。

ドラゴンクエストをはじめ、ほとんどのRPGがレベル制であった90年代初頭に、独自の成長システムと独自の世界観が多くのファンを惹きつけた

現在のゲームと比較すると圧倒的に少ない容量ながらもインパクトのある多くのセリフが多くある
また、音楽も非常に秀逸

のちのサガシリーズ(ロマンシングサガ・サガフロンティア・ミンストレルソング・アルティメットサガ・サガスカーレットグレイス)などと同じように、マスクドステータスが多くゲームボーイで小学生向けだと考えると非常に難しい。

しのきち

サガ2やりたいんやが悩んどる

はみまる

何に悩んどるんや? 主人公?

しのきち

う~ん、縛りプレイもやりこみプレイもやりつくされた感があるから、なんか面白いプレイはないかと

はみまる

できたらサガコレクションにしかできんようなプレイがいいわな

しのきち

あれ、これ英語でできるぞ、北米版の

ということで始めた北米版サガ2(北米版タイトル Fanal Fantasy Legend2)。

日本語版と比較しながら攻略プレイします。

Final Fantasy Legend Ⅱ

Opening

MAGI…

The symbol of true power.

The legacy of the ancient gods who made the world.

Many fought for the mighty power.

Some won and some failed.

Now…

another legend of bravery is about to begin…

秘宝 = MAGI


音楽は全く一緒

と、こちらが「サガ2秘宝伝説」もとい「Fanal Fantasy Legend2」のオープニング。

書いてある内容はほぼ一緒。
some ~ and some … (~な人もいた、また…な人もいた)とか語感も考えられて訳されてる気がする。

「秘宝」を”treasure”とかにされたらやだなと思っていたが、その辺はきっちり考えていた模様。

日本語版の秘宝の多くも「〇〇のマギ」という名称になっていたのでそれを活かした感じになっている。

昔は「マギ」ってなんやねんと思いながらプレイしていたが、気が付いたらそういうものとして受け入れていた……。

なお“Magi”はマンガのタイトルでもおなじみで、「魔術師」とか「魔法使い」とかいった意味。magicを略して魔法に関するものの総称として扱っているのだと思われる。

はみまる

したら「まりょくのマギ」ってなんやねん

しのきち

その辺は深く考えず、雰囲気でお願いします

ソシャゲのローカライズしてる翻訳家さんがぼやいてた、「文字の幅を考えろ!」と

名前を付ける段階ですでに言語の差による問題点が発生。

なんと四文字しか入力できない。そしてアルファベットであるため入力できる音数が非常に少ない……。

プレイアブルキャラクターがアルファベット四文字ってことは、ほとんどのキャラクターが短い名前になっているはず。

あのキャラとかあのキャラとかどうすんだ??


名前は4文字・種族は8文字 制限が厳しい

最速クリアや縛りプレーをするならモンスターは欠かせないが、今回はじっくりとサガ2ワールドを楽しむことを目的とするため、

Human F (にんげんおんな) の AvA (顔文字っぽい名前にしたかっただけ、あと主人公の判別が簡単になるよう大文字2つ)
Mutant M (エスパーボーイ)の John (身元不明人John Doeから)
Mutant F (エスパーガール)の Jane (身元不明人Jane Doeから)
Robot (メカ)の Junk (他に4文字が思いつかなかった)

以上の四人で進めることに。

モンスターやメカを最小限にすることでサガ2独特の育成の楽しみを味わう目的である。

しかし、エスパーがミュータントというのもなんとも変な感じがする。

どうやら種族の欄は8マスのようで、PhychicとしてしまうとPhychicM、PhychicFと文字が詰まってしまうからか?

ミュータントタートルズとかアベンジャーズとか特殊能力使えるのはMutantでくくってると思われる。
突然変異と訳してしまうと日本語に戻したときに妙な感じがするのは否めないが。

文字数制限を考えるとアイテムとか敵の名前とかどんどんと疑問は膨らむ。

モンスターとかどうやって訳すのかとか気になるが、あまりに気にする部分が多くなりすぎてもしょうがない。

とりあえず進めていこう。

サガ2攻略・その0

ステータスの意味

サガ2はHPと4つのステータス、そして耐性で強さが設定されている。
とにかく重要なのは「すばやさ」。
これが高いか低いかでゲームとしてのストレスの受け方が著しく変わる。

サクサク進めたいならすばやさを上げるべし。

HP

他のRPGと同じようになくなるとSTUN(日本語ではひんし)になる。戦闘が終わると0から1に回復して復帰。

ちから

主に力用武器(バトルハンマーやロングソード、かたななど)の攻撃力に影響。命中率は素早さ依存のものが多いため、ちからだけ上げていると中盤以降全く攻撃が当たらなくなる。

上記の力用武器を使っていると上昇していく。

ぼうぎょ

物理防御力。このゲームはエンカウント率が以上に高いため、ほぼ相手を完封できる状態を作り上げなければストレスMAXになる。
序盤は物理攻撃ばかりのため、きちんと防具をそろえて防御を上げてあげるとかなり快適に進む。

盾を使っていると上昇し、最終的には防具なしで防御99という鉄の皮膚を持ったキャラクターに成長させることもできる。
が、他のステータスと比べると上がりにくい。

すばやさ

ターン中の行動の早さのみならず、近接武器の命中率や「にげる」の確率にも影響する。
先手を取れることが非常に大きいゲームなので上げておくと非常に助かる。
また、種類は少ないが素早さ用近接武器(レイピア・サーベル・ライトセーバー・ねこのつめ)の攻撃力に影響。

正直、ちから80・すばやさ20 < ちから1・すばやさ99

なイメージはある。

まりょく

魔法攻撃力のみならず、魔法防御にも影響。また魔法での被回復量にも。

序盤はそこまで意識することはないが、終盤で全体魔法を受けたときや「いやしの杖」で全体回復をしたときに驚くべき程に差が出る。場合によっては倍くらいの効果の差がでることも。

耐性

キャラクターについている耐性は「のうりょく」で確認可能。
エスパーやモンスターなどの場合、特定の攻撃に強いことがある。(「〇れいき」や「〇ぶき」など)

実は一部防具にもこうした耐性が付いているが、ゲーム中でそれを確認する方法はない。

成長システム

にんげん・エスパーは戦闘を行うことで成長。メカは装備を変更することで、モンスターは肉を食べて種族を変更することでステータスが変更される。

にんげん・エスパーは使用した武器によって成長するステータスが変わる。
武器とステータスの関係はおおむね以下の通り。

近接武器(力依存)や銃器「ちから」
「ぼうぎょ」
素早さ用近接武器(レイピア・サーベル・ライトセーバー・ねこのつめ)や格闘技、弓や鞭などの火器でない武器「すばやさ」
魔法や魔力のいる武器「まりょく」

にんげんは「ちから」「すばやさ」が上がりやすく、
にんげんは「ちから」「すばやさ」「まりょく」がとても上がりやすく、「ぼうぎょ」がほとんど上がらない。
エスパーは「ぼうぎょ」「まりょく」が上がりやすく、「ちから」がほとんど上がらない。

種族の違い

にんげん

物理武器を中心に戦う。まりょくもがんばればあがるらしい。
↓↓ 実際にまりょくを上げる検証をしてみたらすごく上がった……。

サガ2秘宝伝説(サガコレクション・日本語版)でにんげんおとこのまりょくを上げてみた
サガ2秘宝伝説(サガコレクション・日本語版)でにんげんおとこのまりょくを上げてみた
今から30年以上前に発売されたGBの名作RPG「サガ2秘宝伝説」 GBながら骨があり難解なシステム。 当時、現在のようにネットでの情報収集ができなかったため、さ.....

アイテム欄が全て使用できる唯一の職業であるため、防具をがっちり装備したうえで武器を複数装備し盾も持てる。
ただしまりょくが上げれないため終盤の魔法攻撃に対する防御が薄い。

おとこはちからが上がりやすく、おんなはすばやさがあがりやすい。

にんげんの能力成長に関しては「種族の違い」の次の「にんげんとエスパーの能力成長」項にて。

すばやさが低いと中盤以降苦しくなるため、力武器メインでもでもある程度すばやさを上げておくことをおススメする。
力武器を使わないのであればちからを全く上げなくても問題ない。

エスパー

終盤の命綱である「いやしのつえ」の効果を十分に発揮できる唯一の種族。
いないと終盤のボス戦がほんとに苦行になる。

そもそも全体攻撃を持っており、お金がなくてもスキルである程度戦えるため便利。

最序盤、アイテム欄を埋めておかないと、スキルを覚えてしまいアイテム欄を圧迫。
結果、防具をあまり装備できなくなる。

盾をガンガン使って「ぼうぎょ」を上げてしまえば防具もそう要らないので正直どうとでもなる。
時間をかけて育成すれば最も強いので、単一種族四人でクリアするならエスパーが一番簡単

エスパーの能力成長に関しては「種族の違い」の次の「にんげんとエスパーの能力成長」項にて。

メカ

装備によってステータスが変化。
同じ部位の防具がいくらでも装備できる。
兵器の威力が一部高くなる。

装備を付け外しすると回数が半分になる。

といった特殊な仕様。

装備品は宿屋に泊まることで通常の最大値の半分まで回復する。中盤以降に手に入る強力な非売品武器を装備させると非常に強い。
とにかく序盤から終盤まで安定して火力を出せるため重宝する。

フィールドで防具など使用回数のないアイテムを付け外しするとHPが回復できる。
魔法防御がペラペラなこと以外は文句のない種族。

モンスター

肉を食べて種族を変化させる。
種族が変化するとHPや使用回数が全快になるため、ダンジョンなどで継戦能力が高い。
半面予期せぬ種族になってしまい思わぬパワーダウンをしてしまうことも。

縛りプレイの場合、あらかじめ何の肉を食べて何になるかを調べておき、無駄のない肉補充で進めていく。

お金がかからず、レベルアップの必要もないため、サクサク進めたい人は複数いれるのもアリかも。

にんげんとエスパーの能力成長について

にんげんとエスパーの能力成長に関しては様々なことが言われているが、様々な説を実際に検証してみた結果以下のようらしい。

種族
人間 ×
エスパー ×

注意点としては
・性別による差はない
・人間でもまりょくは上がる
・能力が高いほど上がりにくくなる傾向(厳密には少し違う)
・敵が強いほど上がりやすい。
・×であるにんげんのぼうぎょとエスパーのちからも一律1%未満の確率であがる

そのため、おんなキャラの方が素早さが上がりやすいわけではなく、初期装備が素早さを上昇させる武器であるためそういうイメージがある。
そして初期値が高いため、その能力を伸ばしがちなだけである。

エスパーがいなければ魔法が使えないわけではなく、エスパーの覚える特殊能力を使うことで、エスパーのまりょくが上がりがちになる

つまりは、にんげんの場合は初期値と初期武器が異なるだけで最終的にはほぼ一緒。
エスパーの場合は初期値と初期武器が異なり、初期に覚えている能力「ほのお」「れいき」(あとで覚えることは不可能)が異なるだけ。

この記事を書いた人

しのきち♂

フリーランスのフロントエンドエンジニア兼ライター。元は中学と高校の英語教師。
死にゲー・パズルゲーが大好き。ゲームをしている時間よりも攻略方法を考えているときが一番楽しい。
エンジニアとしてはHtmlとCMS、PHP、Javascript、Pythonを使って仕事をしている。ライターとしては冠婚葬祭の豆知識からから英語のコラムまで幅広く手掛ける。多数のサイトを運営。このサイトは完全に実験用・趣味用

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