今回はキングオブキングスG+のキャンペーンモード「ルシファーとの戦い」、前半戦の最終第4ステージ「決戦のケオシアム」の攻略解説です。
なお、攻略方法その他についてはしのきちの主観に満ちたものになっていることにご了承ください。
目次
前ステージ「奪還アトラス平野」との違い
3ヶ国を相手に戦う消耗戦
このマップではさらにルシファーの数が増え、3ヶ国に増加。
つまりは全4ヶ国、うち青(スペード)を除く3ヶ国はルシファーであるため同盟を組んでおり、1対3の戦いが展開されます。
またキングの周辺には町が乏しくなかなか生産力が上がらない……。
この一方的な展開を打開するには、南東にいる緑のルシファーを潰すか、南西にある城に遷都して南の都市群を占領しに行くかの選択を強いられます。
ただ、町の数には限りがあるので彼我の生産力の差は何ヶ国いても変わりません。
決戦のケオシアムで雇えるユニット
新ユニットとして、竜族の大型ユニットが追加されています。
追加されるのは以下の三ユニット
海の王者「サーペント」
空の王者「ワイバーン」
陸の王者「ドラゴン」
これでFC版で登場したユニットは全て登場。本格的な戦いが開始することに。
人間族:ファイター・ナイト・ソーサラー・モンク
妖精族:ゴブリン・ハーピー・エルフ・ジャイアント・グリフォン
竜族:リザードマン・ワイバーン・サーペント・ドラゴン
「サーペント」「ワイバーン」「ドラゴン」はそれぞれ特殊能力を持っています。
また三竜と呼称している人もいるように、三妖精と同じように三すくみになっています。
実際のアタック数値は下記の通り
↓攻撃側 | サーペント | ワイバーン | ドラゴン | バーバリアン |
サーペント | 60 | 30 | 70 | 40 |
ワイバーン | 45 | 40 | 20 | 35 |
ドラゴン | 40 | 50 | 50 | 50 |
バーバリアン | 35 | 30 | 35 | 30 |
サーペント->ドラゴン 70-50
ワイバーン->サーペント 45-30
ドラゴン->ワイバーン 50-20
となっていることから
海->陸->空->海-> と上に対して強い三すくみになっていることがわかります。
なお、このステージではバーバリアンは登場しませんが、以前はドラゴンキラーとしてかなりの強さを誇ったバーバリアンはドラゴンに対して下方修正されている模様。
サーペント・ワイバーン・ドラゴンの三竜は特殊能力を持っている
水中で本領を発揮する水の中ならドラゴンより強い?・
サーペント
水中ならば相手のレベルを無視できる
サーペントは1600という比較的安価な雇用料ながらかなりの高性能を持った竜族のユニットです。
ただ、水竜であるため、水の中でしかその真価を発揮することができません。
また特殊能力により、「サーペントが水場にいれば相手の経験値を無効化する」ことができます。そのため、レベルの高いユニットであっても生産直後のユニットと変わらず交戦することができます。
またFC版のサーペントは「海」・「湖」・「川」のみが対応地形で、その他の地形では攻撃力が半減するというデメリットを持っていましたが、G+では対応地形に「沼」・「毒の沼」・「町」が加えられています。
高機動竜族、ただし対空ユニットには注意!・
ワイバーン
高機動なワイバーン 広い戦場では非常に役に立つ
2400でかなりの戦闘力を有するワイバーン。そのウリは高機動力でしたが、G+では
移動力が3減少したため、FC版と比較すると機動力が下がった感は否めません。
特殊能力は「相手から攻撃されてもワイバーンが先制」できる能力です。ワイバーンやバーバリアンなどの特定の相手からは通常の戦闘になりますが、その他のユニットに関しては先制攻撃を受けることがないため防御力が非常に向上しています。
能力も高いが値段も高い最強ユニット・
ドラゴン
城の防御力もなんのその 地形を無視するドラゴン
キングオブキングスにおいて最強ユニットであるドラゴン、生産するにも4000という最高の費用がかかります。
移動力はあまり高くないものの、ほとんどのユニットに対してかなりの戦闘力を誇り、ドラゴンが量産できればほぼ負けはありません。
そんなドラゴンは追加された特殊能力も凶悪です。
ひとつは相手の地形効果を無視できる能力。
「相手の地形が城であろうと山であろうと森であろうと等倍で攻撃力が計算」されます。これによって山で立てこもりをする相手も簡単に撃破でき、またキングを詰める際にもガンガン焼き払うことができます。
さらにもうひとつの能力として相手の占領を解除する能力もあります。
「他国の城や町に止まると、その城や町を中立状態に戻す」ことができます。
戦線にファイターが間に合っていない場合やシルバーナイトが上手に作れていない場合などでしか利用価値はありませんが、町の地形効果を得るついでに相手に経済的ダメージを与えることができます。
「決戦のケオシアム」の実際の攻略
FC版をやったことがある人ならば、まず山岳地帯の南西にある城への遷都を考えるはず。
しかしG+ではイエロー・グリーンのルシファーがいるため、移動させたとしてもその南の都市群を占領するのが難しいケースが多い。
また、仮にそこを戦線として設定することができたとしても、背後の山岳北部の町をグリーンの部隊に占領されてしまうケースも。
色々やってみた結果、最も勝率の高い方法は初期の居城の西側を流れる川を戦線として設定した持久戦を行うこと。
地形を利用して持久戦を行いクラスチェンジするまで耐える
南の町にソーサラーを置いておくとクラスチェンジしやすい
グリーンとレッドの部隊に関しては全て川の上におびき出し仕留めていく。
南の町のそばの川はどうやっても川を2マス越えなければならないため、なかなか相手が進軍してきにくいというメリットがある。
城から南の町は占領後にソーサラーを配置しバルおよびネクロを使用。
城から川を隔てた東の町にもソーサラーを配置し、大量にスケルトンを生産し、山の上に並べていく。
山の上にずらりと並ぶスケルトン 1体でもかなり耐久してくれる
予算をできるだけ使用しないようにしながらスケルトンメインで防衛線を作り、ソーサラー3体ほどをウィザードにまでクラスチェンジする。
おそらくその段階で西からイエローの軍が来ることになるが、山岳地系で時間を浪費している間にウィザードで仕留めてしまえばいい。
可能であればモンク・ナイトも育成したいが、全滅したときのコストが大きいため、先にサーペントを生産して遊軍として使用した方が良いかもしれない。
ウィザードの天敵であるビショップができてしまうと非常に面倒なので、モンクが高レベルになった段階やプリーストを作られてしまった段階で多少リスクをとってでも仕留めに行くこと。
ウィザード4体で戦線を押し返す 気を付けるのは相手のモンクだけ
サーペント2ユニット。ウィザード3ユニットほどあれば戦線を押し返せるはず。
湖の東の町ふたつの近くに移動してバルで蹴散らしているうちに相手のユニットが減ってくるので、十分に安全を確保してからファイターに川越えをさせよう。
その段階でプリーストができていればユニットの補給に手間取ることもないでしょう。
ナイトを戦線に投入する場合は東の島に渡らせてからスケルトンの壁の隙間を利用してレベル上げをするとあっさり落ちてしまうことはない。
上手にレベルを上げてシルバーナイトを作ることができれば、ファイターの輸送方法に頭を悩ませることがなくなる。
急戦型攻略・南西の城に5ターン目までに移動する
急戦での攻略法は南西の城に移動し、湖の西の町を取りに行くという作戦。
しかし、エレンディア進撃のように単純に次の城を狙うとあっさりと返り討ちに遭ってしまう。
持久戦と同じように東の町、そして南の山岳地帯の中の町にソーサラーを潜まし、ある程度グリーンの軍勢を抑えたうえでキングの移動を行う。
仮に遷都がうまくいったとしても、城の南は開けた地形になっているため、キングを落とされないようにしつつも城とその背後にある山岳を利用しての苦しい防衛戦になる。
うまく押し返すことができれば湖の周辺の町が手に入れれるため、一気に戦局は楽になる。
(わたしは、一回たまたまうまくいったことがあるだけ)
湖の周辺の町が(西側であれ、東側であれ)占領できるような状態になれば、そこからは難しくないはず。
サーペントなどを利用しながら戦線を押し込んでいけばクリアはすぐなはずだ。