ゴーバトルリーグで戦っていくうえで重要な要素として
「パーティの構成」
「スペシャルアタックのタイミング」
「シールドのタイミング」
「スペシャルアタック周辺のノーマルアタックの管理」
があります。
このうち長い間、バグと認識されながらなかなかプレイヤー側でもデベロッパー側でも対処が難しく、多くのプレイヤーのストレス源となっていた「差し込みに関する問題」がシーズン11で解消されるようです。
そもそも差し込みとは
ポケモンGOのPvP対戦コンテンツゴーバトルリーグは、自動でマッチングしたプレイヤーとリアルタイムで対戦するコンテンツです。
その挙動は0.5秒(1ターン)ごとにプレイヤーが操作した選択を反映し、リアルタイムで戦っていくものでした。
通常のRPGなどのターン制とは異なりノーマルアタックの長さに差があるため(1~5ターン)、その必要ターン数のギャップによって結果が一変することもあります。
今回問題となったのは、自分が行動を選択できるターンと相手が行動を選択できるターンが重なった場合に、どちらかがスペシャルアタックを打った場合に、もう一方の相手のノーマルアタックが成立するかどうか、という問題です。
このノーマルアタックが成立してしまうと、スペシャルアタックを打った側は余分に一回ノーマルアタックを受けてしまうことになります。このノーマルアタックがターン数が長い技だった場合(必要ターンが長い技の場合、当然威力も貯まるエネルギーも大きい)大きく対戦結果を変えてしまうということがあったのです。
またミラーマッチの場合、この一撃で結果が大きく変わってしまうこともあり、初手が同じポケモンのミラーマッチになった場合、個体値などのプレイヤーにできる努力よりもノーマルアタックの差し込みが発生するかどうかの方が勝敗に大きな影響を与えてしまうことがありました。
2022年2月25日発表のポケモンGO公式サイトのアップデート内容の報告によると、
「スペシャルアタック」繰り出す間に「ノーマルアタック」を終了させることが可能になりました。
「ノーマルアタック」が終了するまでの時間に「スペシャルアタック」を出した場合、「ノーマルアタック」を効果的にはねのけることができます。
と書かれています。実際にそのアップデートが適応されるのがいつからかということについては明言されていませんが、いままであった「差し込みのせいで負けた」という状態や「回線のせいで思い通りにいかなかった」という状況は少しずつ改善されていくようです。
参考記事:ポケモンGO 公式サイト アップデート情報 2022年2月25日 ディベロッパーダイアリー:「GOバトルリーグ」
追記・シーズン11に入り、フレンド戦・GOバトルリーグともに試してみましたが、まだ差し込みに関しては変更が行われていないようです。